Anchorを使った各種Podcastプラットフォームへの配信設定（ハマりやすいポイントを添えて） - ほっとテック Newsletter 準備号
こんにちは、941です。
Podcastを始めるためには収録して音声データを作るだけではなく「どこのプラットフォームで配信するのか」ということも大事です。
Podcast開始にあたって考えたこと・準備したこと の中で紹介しましたが、開始するにあたって「他のPodcastはどんな運営スタイルなのか」をまとめました。その中には「どの配信プラットフォームで配信しているか」も含まれており、どのプラットフォームで配信するのがイケてるのか把握したいという気持ちがありました。
そしてなんとなくわかったのは以下のこと
Spotify,Apple,Google,Amazonで配信すればよさそう
自由を求めて自分でサーバを立てて配信するのは大変でお金もかかる
ある程度の制約（簡単に移行できない）はあるものの、実質的にSpotifyが提供しているAnchorというPodcast作成ツールに乗っかるのがよい
はい、そのとおりです。「君の声を届けよう、Anchor！」ってことです。このNewsletterでは、各種プラットフォームでの配信を行うためにアカウントの作成から配信設定までを、ハマりやすいポイントと共にお伝えしたいと思います。
全体の流れはこんなかんじで、Anchorを起点として各種プラットフォームへ配信する形になります。
Anchorのアカウントを作成
Anchorで番組を作成し、最初の音声データをアップロード
AnchorのRSS URLが生成される
Apple,Google,Amazonなどのプラットフォームで番組を作り、AnchorのRSSを登録
各プラットフォームで発行された番組URLをAnchorに設定
ハマりやすいポイントはいくつかあり、ここらへんに気をつけてください。
Anchorは音声データがないとRSSが生成されないので初回用音声が必要（こういった事情で我々のPodcastもエピソードゼロを配信しました）
Apple IDを新規作成した場合、アカウントをアクティブにするためにWeb上のAppleIDではなく[設定]のAppleIDからデバイスのアカウントとしてログインする必要がある
Amazon MusicはGoogle Chromeだと操作を進められないのでSafariを使う
以下、各プラットフォームの設定などのメモです。
https://anchor.fm/ へアクセス
アカウント登録をする、簡単
番組名、初回配信用の音声データ、番組アイコンなどを用意する
ダッシュボードから番組情報・音声データを入力すると番組のRSSが生成される
RSSにはメールアドレスを入れるよう設定しておくと他のプラットフォームでの配信要件を満たせるので設定しておく
RSSにメアドを入れるのはダッシュボードから「Display personal email address publicly in RSS feed」にチェックをいれるとよい
ここで生成されたRSSを頻繁に使うようになるのでメモっておきましょう
AnchorはSpotifyが提供しているサービスなので、Anchorで番組を作ると自動的にSpotify上でも番組が作られている。特に何もしなくてよい。
Apple IDを作成し、支払い設定をアクティブにする
※ 新規でIDを作成した場合はWeb上で設定しても完了できないため、iOSやMacのアカウントとして一度ログインをする必要がある。ログインしたら規約に同意して準備を終えておく
https://podcastsconnect.apple.com/ からPodcast Connectのアカウントを作成
Podcast Connectから申請
※RSSにメアドが含まれている必要があるので注意
規約を読んだりして設定を進め、AnchorのRSSを入力し番組を追加する
申請完了後、しばらく待って（10分程度）再度アクセスし「審査へ提出」を押す
すぐに反映されて公開される、管理画面右下に番組URLがでる
Anchor の RSSを登録
「Podcasts マネージャーと RSS フィードのメールアドレスが一致するため、確認は必要ありません。終了するには、下の [送信] ボタンをクリックしてください。」が表示される
設定終わり
最大で1週間程度待つと配信開始される
アカウント作成画面を経て申請手続き
AnchorのRSSを入力するとRSS内のメアドに確認メールが送信される
※ブラウザによっては遷移しない、MacはSafariでやると出来た
確認が終わると番組が作成され配信開始される
設定は以上です、あとは音声を作ったらAnchorへエピソード登録すると各プラットフォームに配信されます。ダッシュボードからはエピソードごとの視聴数や、プラットフォームごとの視聴数、リスナー情報などが表示されます。
Anchorはかなり使いやすく、無料でここまで高機能なものが利用できるのは凄すぎます。Podcast業界を本気で盛り上げようとしている唯一といいっていい存在です。
引き続きBGMやジングルなどを鋭意製作中です。本編の配信開始まで、このNewsletterとTwitter 🍵🦾ほっとテック公式をフォローしてお待ちください。
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